沖縄市 知念様
知念さんが軍雇用員で働いていた頃、営業の挨拶にきた親富祖。きっかけはほんのちょっとしたことだったが、もう23年くらいになるんじゃない?と当時を振り返る。その後会社を定年し、保険料を払えなくなって一時やめたこともあるが、やっぱり保険は大切と、限られたパート収入と年金の中からやりくりして、現在も継続して頂いている。

知念さんの現在の職業は清掃業。しかも深夜勤務だ!その仕事に対する真摯な姿勢や、厳しい家計を支えるため積み上げてきた人生訓には、耳を傾ける価値がある。曲がったことが嫌いで、頼まれたら全力を尽くす。自分都合の言い訳は絶対しない人だ。急に他の人が休んだ、人手が足りないとはいっては、「頼まれたら断れないさ~ね~」と淡々と仕事をこなす。69才の現在も平均睡眠時間は3時間。本当に頭が下がる。
そんな知念さんの最大の魅力はなんといっても、その人生経験の奥深さと、底抜けに明るいキャラクター。社会の裏側を現場で見ているからこその、痛烈に語る辛口のエピソードの数々。母ちゃん目線のツッコンだ話しに泣いたり笑ったり。時間も忘れてしまいます。仕事や人生に疲れたら、研修会などや講演会などでなく、こんな人のところでお茶を飲む方が一発で効くと思う。「人間頼られなくなったらおしまい。仕事があるのがありがたい」。その一言の重みはどんなに深いんだろうと、涙をふきながら考えさせられる。が、笑いすぎてお腹が痛い。
そんな知念さんの楽しみは3ヵ月に一回のカラオケ♪73歳・69歳・63歳のおばさん3人組で民謡を歌いまくり、泡盛1本を飲みほしてしまう。「雰囲気で飲めるワケさ~いつもは飲まんよ」。どこまでもたくましく懐の深い母ちゃんだ。






